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医療業界で推し進められている働き方改革

日本では高齢化が急速に進み、病院にかかる患者の数が増大し続けています。そして少子化も加速して全職種で人材が不足していますが、それは看護系の分野も例外ではありません。 人員を大量養成して現場に送りたいというのが病院側の本音ですが、少子化の影響で以前のような集まり方をしなくなった現実があります。そして、結婚や出産というライフスタイルの影響を受けやすい女性が多い看護師は、教育がほぼ完了する頃には辞めていく人が後を絶たないという現実があります。 統計では看護系の勤続年数は平均で6年という数字が出ています。教育が終了してやっと一通りの仕事がこなせるような時期にちょうどライフスタイルの変化が重なって、家庭と仕事の両立が困難になるという図式があるのです。 思うように人材が集まらなくなった上に退職者も多く、立ち行かなくなる寸前まで追い込まれている現場では、せめて退職を食い止めるために、女性のワークライフバランスに配慮した働き方変革を始めました。 基本的に看護の仕事は勤務形態がハードな場合が多く、女性のワークライフバランスと相性が悪いことが、人員減少の原因となっていました。そこで病院側はそこに目をつけ、正規雇用での短時間勤務を可能にしたり、複数用意された勤務時間の中で希望を選んだりすることが可能になっています。 他にはフレックスタイムが導入されたり、ワークライフバランスの一番の障害だった交代制を日勤のみや夜勤のみで選択できるようにするなど、勤務形態にバリエーションを持たせている現状が見られています。 今後さらに、看護師の業界では、家庭と仕事の両立が図れる環境が整っていくことが予想されます。